幼少から、食には比較的恵まれた家庭で育ったKinjoは、1976年16歳でニュージーランドに留学の機会を得、一年間グルメなホストファミリーと過ごす貴重な経験を得た。Kinjoにとっては、それまでに口にしたことのない、肉料理、ニュージーランド特産の海産物、家庭菜園で育てられた野菜や果物等は、永遠に続く食の世界の探求の旅の出発のきっかけを作った。

カンタベリー大学商学部卒業と共にニュージーランドと日本を結ぶ食品ビジネスの世界に飛び込む。ニュージーランド産生鮮青果物、加工青果物、乳製品等の日本における市場開拓に関わり成果を残してきた。

2000年ニュージーランドを代表する食肉メーカー、アンズコフーズ株式会社に事業開発担当取締役として参加。社長就任の年にKinjoが手掛けた仔羊肉市場開拓は大きな成果を遂げ、北海道以外の日本の市場における仔羊肉の消費量の爆発的拡大に繋がった。

2011年、アンズコフーズ社が手掛けるニュージーランド産牛肉、仔羊肉をより多くの消費者に知ってもらおうと、東京都港区東麻布にWAKANUI Grill Diningをプロデュース。日本における熟成肉ブームの火付け役となる。

2020年3月アンズコフーズ社の代表を退任。3月に株式会社アンブロジア設立。